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箱根温泉の泉質

箱根各地の成り立ち
  • 中央、丘神山の斜面にある一帯で、酸性泉の地域です。浅層地下水の為、雨の影響を受け易く雨量の多い時期に多く湧きます。磁気地帯から放出される硫化水素ガスの酸化によって、硫酸が生成され温泉の主成分となります。
    主な地域:大涌谷、早雲山など
  • カルデラの西側、湖尻~姥子付近で、重炭素イオンと硫酸イオンを主成分としています。
    主な地域:湖尻、姥子など
  • 早雲地獄の地下300~400mから早川渓谷に向かう三本の高温線脈より湧き出る塩化物泉が主成分です。
    主な地域:強羅など
  • 主に東部に分布する温泉は、泉質の高いものほど食塩の含有量が高い。
    主な地域:湯本、塔之沢など

エリアごとの泉質

箱根湯元エリア

宿の数、源泉本数は、エリアごとに分けるとNo1。
成分数値が低めの単純温泉だから優しく、多くのお客様が安心して入ることができます。

8.8/アルカリ性 30~80度
無色透明 無味無臭
単純温泉、ナトリウム塩化物泉など

塔之沢エリア

江戸初期に発見された温泉。「元湯、一湯など13もの湯のつぼがある(藤本由己著【塔澤紀行】)」というほど江戸時代に湯治場として発展した温泉場です。

8.9/アルカリ性 36~60度
無色透明 無味無臭
単純温泉、ナトリウム塩化物泉など

表記はエリアの主な泉質です。宿やお風呂によって泉質は異なりますので、各宿にご確認ください。

宮ノ下エリア

レトロモダンな風情ある町並みが人気のエリアです。国際的なリゾート地として明治時代より外国人が。江戸時代には、大名などが湯治を愉しんだ、優しい泉質の温泉です。

8.2/弱アルカリ性 30~90度
無色透明 無味無臭
単純温泉、アル カリ性単純温泉など

小涌谷エリア

標高600m。蓬莱園や千条の滝に代表する自然の景観が美しいエリアです。湯量が豊富で個々の宿が源泉を所有しているのも特徴のひとつです。

8.6/アルカリ性 25~80度
無色透明 無味無臭
単純温泉、ナトリウム塩化物泉など

表記はエリアの主な泉質です。宿やお風呂によって泉質は異なりますので、各宿にご確認ください。

強羅エリア

白色の湯などもあり、成分の種類も豊富なエリアです。
強羅温泉内の宿では、「名湯手形」が販売され、湯巡りを愉しむことができます。

7.7/弱アルカリ性 50~95度
乳白色/無色透明 無味無臭/硫黄臭
カルシウム硫酸塩泉、アルカリ性単純温泉など

仙石原エリア

標高700m。大涌谷より白濁湯、姥子より透明湯を引き、宿が利用しているエリアです。湿原の保護を目的に造られた箱根湿生花園など自然環境との調和を大切にしています。

7.0/中性 20~70度
乳白色/無色透明 無味無臭
カルシウム硫酸塩泉、単純硫黄泉など

表記はエリアの主な泉質です。宿やお風呂によって泉質は異なりますので、各宿にご確認ください。

芦之湯エリア

「七色に変化する湯」と称される湯など、複数の泉質が楽しめるエリアです。箱根唯一の中世の硫黄温泉は、美肌の湯として評されることも多いです。

7.3/中性 35~70度
乳白色/無色透明 無味無臭/硫黄臭
単純温泉、単純硫黄温泉、硫酸塩泉など

芦ノ湖エリア

芦ノ湖温泉は、湯ノ花沢温泉より湯を
引いて生まれました。
芦ノ湖と富士山の景観が美しいエリアです。

6.3/弱アルカリ性 60度
無色透明 無味無臭
単純温泉、単純硫黄温泉

表記はエリアの主な泉質です。宿やお風呂によって泉質は異なりますので、各宿にご確認ください。

女性に嬉しい『美人の湯』という、表記を見かけます。
「硫酸塩泉」はお肌に潤いを、「炭酸水素塩泉」は角質ケアをしたようなツルツル感を、「硫黄泉」はデトックスや美白効果、「アルカリ性単純泉」はクレンジング効果があり、お肌をすべすべにしてくれることを『美人の湯』に例えています。しかし泉質の効能だけではなく、箱根の自然の中、温泉にゆっくり浸かり、心と体を解き放って日頃の疲れやストレスを癒すことが一番の美肌につながるのかもしれません。