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ポーラ美術館 「エミール・ガレ 自然の蒐集」展

エントランス
ポーラ美術館では、開館以来初となるエミール・ガレ(1846-1904)の展覧会を開催いたします。フランス語で「新しい芸術」を意味する「アール・ヌーヴォー」が流行したのは、19世紀末のことです。自然の有機的な形態を着想源とした曲線をふんだんに用いたこの芸術様式において、ガレはガラス工芸の分野で第一人者として活躍しました。
植物学や生物学をはじめとする博物学的な知識と卓越した技術を駆使して、傑出した芸術作品を次々と生み出したガレ。自然界に存在するさまざまなかたちを見つめ、植物や昆虫、動物、そして海の生物といった数多くのモティーフを意匠化したガレの芸術制作は、自然を蒐集するコレクターになぞらえることができるでしょう。
とりわけ植物の研究に取り組んだガレは、植物や昆虫のすみかである「森」を生命の象徴として捉えていました。また、19世紀後半は海洋学が進展した時代であり、「海」の生態についての関心が一層高まりを見せます。「森」と「海」というふたつの主題は、ガレが晩年に傾倒した象徴主義の文学や芸術にも深く関わっていました。
本展では、初期から晩年までのガレの優品を辿りながら、芸術家の創造の源泉であった「自然」を、「森」と「海」というふたつの視点から紹介します。

期 間 2018年3月17日(土)~7月16日(月・祝)

詳細はポーラ美術館公式ホームページhttp://www.polamuseum.or.jp/にてご確認ください。


《菊花文花器》1900年頃 ポーラ美術館蔵

《菊花文花器》1900年頃
ポーラ美術館蔵



           《水差「ギアナの森」》1903年頃 個人蔵

     《水差「ギアナの森」》1903年頃
個人蔵



《バッタ文花器》1878年頃 サントリー美術館蔵

《バッタ文花器》1878年頃
サントリー美術館蔵



          《クラゲ大杯》1898-1900年サントリー美術館蔵(菊池コレクション)(c)TAKESHI FUJIMORI

《クラゲ大杯》1898-1900年サントリー美術館蔵
(菊池コレクション)(c)TAKESHI FUJIMORI


 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 


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