カテゴリー別アーカイブ: 6.歴史の宿―伝統の系譜―

【歴史の宿―伝統の系譜―】

 箱根七湯から十二湯へ、箱根温泉が大きく発展していくなかで、江戸時代から続いた湯宿も激しい歴史の荒波の中で、多くが歴史の彼方へ去っていった。本節では、江戸時代から屋号とともに家系を今日まで維持する歴史の湯宿をとりあげ、そ … 続きを読む

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※本文書は昭和61年発行の『箱根温泉史』記載事項です。現在の事実とは異なる部分があります。

【湯本福住】

 湯本の湯宿福住は江戸時代湯本村湯場筋の名主を務めた旧家である。福住家が湯宿商売をはじめたのは、いつごろか確かな史料はないが、少なくとも江戸初期からの湯宿であることは確かであろう。  江戸時代湯宿福住の存在が浮かびあがる … 続きを読む

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【宮之下奈良屋】

 奈良屋の創業は江戸前期、将軍綱吉のころといわれている。江戸中期から後期にかけて多くの大名が宿泊した記録は「大名湯治」の項に述べたが、明治六年(一八七三)には八月五日より同月二十八日迄明治天皇、皇后両陛下御駐輦の光栄に浴 … 続きを読む

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【塔之沢元湯】

 塔之沢元湯は慶長後年塔ノ峯の阿育王山阿弥陀寺の開山弾誓上人が土地の人秋山道伯と図って開いたと伝えられている。道伯の子孫は代々弥五兵衛を名乗って元湯を経営したが、明治の初め、小田原の人中田暢平に湯宿を譲った。中田は元湯経 … 続きを読む

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【芦之湯松坂屋】

 明治新政府の参議の職を辞した木戸孝允が、箱根山頂の芦之湯に突然姿を現わしたのは明治二年(一八六九)八月二日であった。孝允は二七日帰京する迄松坂屋に滞在したが、この間の消息については「松菊木戸孝允公伝」に詳述されている。 … 続きを読む

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