カテゴリー別アーカイブ: 5.温泉開発技術の返遷

【温泉開発技術の返遷】

 温泉の開発に、深さ数十メートル以上のボーリング孔を堀り、ポンプで揚湯が試みられるようになったのは大正末期である。近代的な技術を駆使した温泉開発は第二次大戦後、昭和三十年代になって爆発的な展開を見せた。開発技術の進歩に対 … 続きを読む

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※本文書は昭和61年発行の『箱根温泉史』記載事項です。現在の事実とは異なる部分があります。

【温泉掘削】

 ボーリングにより深い井戸を掘る方法は大きく次の二法に分けることができる。     衝撃式掘削法(パーカッション式)     回転式掘削法(ロータリー式)  衝撃式掘削法は重い鉄のノミを打ちおろして岩石を砕き、掘り進む。 … 続きを読む

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【掘削技術近代化の明暗】

 ボーリング技術の発展はめざましかった。戦後の手作りパーカッション式から、回転式への変化によって、掘削速度は一〇倍になった。探鉱、石油開発で発展した技術が温泉開発に波及してきた。  掘削速度が遅い時代は、月当たりの掘削費 … 続きを読む

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【揚湯方法の返遷】

箱根温泉開発史は揚湯技術の返遷から図17のように区分されている(大木他五名、一九八一)。  

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【自然湧泉の時代】

 奈良時代末、天平十年(七三八)釈定坊によって湯本温泉が発見されたときから大正十二年初花で掘抜き井戸により温泉が湧出するまでを自然湧出の時代とする。一般に温泉は谷底に湧出する。湧出地点に浴槽を掘り、あるいは湧出口から樋に … 続きを読む

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【自噴掘削泉の時代】

 昭和三年一七三メートルの掘り抜き井戸が掘削され(湯本一号泉)、温泉が自噴した。昭和八年渦巻きポンプが設置されるまでを自噴掘削泉の時代とする。昭和二年新宿~小田原間の小田急線が開通し、同九年には丹那トンネルが開通するなど … 続きを読む

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【渦巻きポンプ時代】

 昭和八年湯本三十八号泉に渦巻きポンプの設置が認められた。このポンプの設置によって自然湧出の数倍の量の温泉揚湯が行われるようになった。ポンプを設置した井戸を中心に付近の温泉水位は低下する。すると、隣接源泉の水位が次第に低 … 続きを読む

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【エアリフト・ポンプ時代】

 第二次大戦が終わり、敗戦のドン底にあった日本の経済が昭和二十五年ごろから急速に回復し始めた。爆発的な観光の大衆化が始まり、それに伴って箱根温泉の急速な開発が始まった。温泉は観光資源として重要視された。自然湧出量の何倍も … 続きを読む

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【水中ポンプの時代】

 エアリフト・ポンプは揚水ポンプとしてあまり効率の良いポンプではない。ポンプの羽根車とそれを回すモーターをともに孔井内に沈め、孔底から地表に向けて押し上げる仕掛けの水中モーターポンプは揚水効率が良い。  昭和四十八年に発 … 続きを読む

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【蒸気泉】

 活火山である箱根には大涌谷、早雲地獄、湯の花沢、硫黄山の四か所に硫気地帯があり、かつては小涌谷にも噴気活動が見られた。これらは中央火口丘である神山及び駒ケ岳に分布している。    大涌谷では昭和五年に設立された箱根温泉 … 続きを読む

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