カテゴリー別アーカイブ: 4.大規模開発の時代(昭和に入って)

【耕牧舎と仙石原の開発】

 明治十三年(一八八〇)、渋沢栄一、益田孝らは仙石原の広大な草原を牧場経営の適地と考え、江戸時代以来村民の共有秣場の原野を神奈川県が牧畜試験地として買収してあった七三ヘクタール余の払下げを受け、渋沢の従弟須永伝蔵を支配人 … 続きを読む

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※本文書は昭和61年発行の『箱根温泉史』記載事項です。現在の事実とは異なる部分があります。

【保護への第一歩
〈天然記念物「仙石原湿原植物群落」の指定〉】

 仙石原には各地に湿原があり、ノハナショブやサギスゲ、モウセンゴケやイシモチソウ等南関東には珍しい湿原植物や食虫植物が繁茂していたが、高原分譲地等の造成が進むにつれ、一挙に絶滅する危険にさらされるに至った。  つたや旅館 … 続きを読む

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【破壊への口火】

 こうして箱根の自然保護に関する行政の第一歩が誌されたが、歴史は転換し、戦争末期になるとガソリン不足のため代用燃料のバスやトラックが開発された。  仙石原や箱根・元箱根は、小田原からのバスの運行を確保するために燃料の薪や … 続きを読む

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【戦後の開発競争〈開発して天に至る〉】

 昭和二十五年(一九五〇)朝鮮戦争が勃発すると軍需物資の特需景気で敗戦の悲しみや苦しみは消された。〝欲しがりません、勝つまでは!〟戦時中の長い欲求不満が爆発して国民はレジャーに殺到した。観光産業、レジャー産業の大波と共に … 続きを読む

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【水系の汚染】

 芦ノ湖はかつて透明度一六メートルの明鏡を誇ったが、周辺の諸施設からの汚水の流入で汚濁が進行、透明度は三~五メートルに激減した。  早川は沿岸の観光施設の雑排水、浄化不十分な下水の流入で悪臭を放つ流れと変わり、ゴルフ場で … 続きを読む

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