【箱根地域旅館料理研究会】

 箱根温泉旅館の料理研究は、協同組合の前身である箱根温泉宿組合の時代から、さまざまのかたちで試みられているが、現在のように組織化されたのは昭和五十三年(一九七八)からである。
 先に紹介した団体受入協議会のキャンペーンの懇談会場では屢々箱根の料理に対する不満の声があった。協同組合はこの批判を謙虚に受けとめ旅館料理の見直しと改善のため箱根町観光協会及び箱根調理士労務対策協議会に諮り昭和五十三年十月十七日箱根地域旅館料理研究会を発足、会長に協同組合理事長の岡田利男が就任した。
 先年この会の創立五周年記念式典が開催されて、箱根温泉旅館の料理改善策が真剣に討議された。研究会(現会長高橋剛二)は毎年旅館料理展示会を開催、旅行者の観光志向がますます変化する中で、旅館に求められる地方色豊かな料理づくりに努力している。

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※本文書は昭和61年発行の『箱根温泉史』記載事項です。現在の事実とは異なる部分があります。

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