【第四帯 混合型(塩化物重炭酸塩硫酸塩泉)】

 中央火口丘の東側に分布する温泉は第三帯の塩化物泉を除くと、すべて第四帯に属する。泉温は九〇度以下、液性はpH8~9.5の弱アルカリ性を示す。泉質はちょうど第二帯と第三帯の熱水が混合したような中間的位置を占めるので混合型の温泉と呼ぶことにした。泉温の高いものほど食塩の含有量が高い。第三帯の温泉はさらに二分して、中央火口丘の火山岩類中から湧出する第四a帯の温泉と湯本、塔之沢などの基盤岩類中から湧出する第四b帯の温泉に分けられる。混合型温泉の分布も箱根カルデラの東側に限られる。

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※本文書は昭和61年発行の『箱根温泉史』記載事項です。現在の事実とは異なる部分があります。

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