【渦巻きポンプ時代】

 昭和八年湯本三十八号泉に渦巻きポンプの設置が認められた。このポンプの設置によって自然湧出の数倍の量の温泉揚湯が行われるようになった。ポンプを設置した井戸を中心に付近の温泉水位は低下する。すると、隣接源泉の水位が次第に低下し、湧出量が減少する。水位が湧出口の高さまで下がると自然湧出は止まる。したがって、付近源泉は次々に同様なポンプの設置を行い、短時間の内に渦巻きポンプが普及することになった。

カテゴリー: 5.温泉開発技術の返遷   パーマリンク

※本文書は昭和61年発行の『箱根温泉史』記載事項です。現在の事実とは異なる部分があります。

コメントは受け付けていません。