【現代の箱根温泉】

 箱根には昭和五十八年現在、三六七の源泉があり、その湧出量は造成温泉を含めて毎分二万八〇〇〇リットル(一日当たり四万立方メートル)である。宿泊施設は六九〇(収容人員四万八八九)、そのうち旅館・ホテルは二〇九(収容人員二万二八六七)、寮・保養所四八一(収容人員一万八〇二二)となっている。
 昭和四十年、旅館・ホテルの数は最高に達し、二三〇軒あったが、その後漸減している。同年三〇二軒であった寮・保養所は昭和五十四年四一一軒に増加し、さらに漸増している。
 箱根町の人口は、昭和三十一年の町村合併時一万六四九一人であった。以来、昭和四十一年の二万二八三四人まで、我が国の高度経済成長に併せて増加した。その後徐々に人口減少が続き、現在は一万九七六八人になっている。
 産業別人口構成で見ると、サービス業に携わる人は六二パーセントを占める。運輸、小売りなど流通部門の二二パーセントの大部分を観光に関係ありとして加えると、働く町民の八四パーセントが観光事業に携わっていることになり、まさに観光の町と言えよう。

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※本文書は昭和61年発行の『箱根温泉史』記載事項です。現在の事実とは異なる部分があります。

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