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「国史跡「箱根石仏群めぐり」で歴史を体感しよう

箱根は地獄だった

鎌倉時代、精進池周辺は箱根越えルートの最高地点に近く険しい地形と荒涼たる風景から「地獄」と恐れられていました。
そのため「地獄に落ちた人々を救う」とされる地蔵信仰の霊地となり、多くの石仏や石塔が建てられました。現在では、この一帯は国史跡に、石仏・石塔も重要文化財に指定されています。
自然と歴史の魅力満載の石仏群めぐりでいにしえの記憶を旅してみませんか。

「箱根石仏群めぐり」おすすめコース

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石仏群めぐりスタート!

六道地蔵

箱根駅伝コース上のバス亭に到着します。

六道地蔵

箱根駅伝5区の沿道沿いからスタート

  • 小田原駅から箱根方面行きバスで「六道地
    蔵」下車(約60分)箱根湯本駅から箱根町方面行きバスで「六道地蔵」下車(約45分)
  • 小田原厚木道路、西湘バイパス
    「小田原西I.C」から約45分
    東名高速道路「御殿場I.C」から約60分
  • 歴史館に無料駐車場あり

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バスを降りて徒歩3分

歴史館

観覧無料。館内には資料展示のほか、歴史散歩コースや各史跡を解説したチラシ(¥20 / 1部)などもあります。

  • 【歴史館について】
    箱根町教育委員会生涯学習課文化財係
    TEL 0460-85-7601
  • 【 開設時間】
    午前10時~午後4時

歴史館

お手洗いのマークがちょっと変わってる?!

歴史館 死んだ子どもが行くとされる河原。子どもはそこで親
の共養のため石を積み塔を作るが幾度となく鬼に壊さ
れてしまう。そこへ地蔵菩薩が現れ子どもを救うという説話。

・箱根町史跡 賽の河原
江戸時代,国境には賽の河原があると信じられていま
した。箱根山は東国と西国の境の山であるため、芦ノ
湖畔の元箱根港付近 一帯は賽の河原と見立てられ
130基あまりの地蔵堂や石仏・石塔が祀られていました。現在でも54基が残っています。

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歴史館のすぐ横に移動

精進池
精進池
精進池

女蛇との恋の伝説が残る美しき地獄の池

精進池の大蛇 江戸時代、江戸から芦之湯温泉に湯治に来ていた庄司
は池の美女と恋仲になりました。ある日美女は自分が
池に住む大蛇だと明かし、自分が天に帰る時に暴風雨
となり芦之湯の村は壊滅するので庄司に江戸に戻るよ
う言います。また、このことを他言すると庄司の命が
ないとも言われますが、村人の命を守るため庄司は事
の一切を話してしまいます。村人は蛇の嫌いな包丁な
ど金目のものを池に投げ込み大蛇を退治することがで
きましたが、庄司の命は救えませんでした。
村人は村を救ってくれた庄司の名を取り、池のことを
「庄司池(精進池=しょうじんがいけ)」と呼ぶよう
になったそうです。

ハコネバラ フォトジェニックな紅葉 ステキな写真スポットを探してみよう

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池の周りは遊歩道があるので散策してみましょう。神秘的に雰囲気が漂います。時々、鳥のさえずりが聞こえるかも?

六道地蔵

国道一号線下の地下道をくぐった先にあります。
磨崖仏の地蔵菩薩坐像としては国内最大級です。
六道地蔵と目線の合うポイントがあるようなので
是非探してみてくださいね。

六道地蔵

元箱根石仏群のシンボル的存在国重要文化財のお地蔵様

六道地蔵 蓮華座を除く像高が3.15mあり磨崖仏菩薩坐像としては国内最大級です。

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再びトンネルをくぐり遊歩道へ戻ると

八百比丘尼の墓

八百比丘尼とは八百歳の伝説上の女性で、諸国を巡り
歩いたとされ全国各地に言い伝えがあります。

八百比丘尼の墓

八百年生きた女性のお墓

人魚の肉を食べて不老長寿となったってほんと?!
  • 「六道地蔵」から徒歩2分程

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向かい側には

応長地蔵

地蔵菩薩3体を刻んだ磨崖仏です。戦前まで宮城野地区では 家族に死者があるとこの地蔵の前で火を焚く風習があったことから 「火焚地蔵」とも呼ばれます。

表情を良く見ると人間味があって親しみがわくね

見守りの仏

応長地蔵 3体の地蔵菩薩が彫られている

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緑に覆われた細い歩道を進みます

多田満仲の墓

銘のある塔として、関東では現存する最古のものです。 多田満仲(源満仲)は平安時代に実在した武将で、源頼朝の祖先です。 箱根との関わりは不明ですが、童謡でおなじみ足柄山の金太郎は、 多田満仲の子である「源頼光」に仕えていたと伝えられている。

多田満仲の墓 高さは3mあるみたいだよ

どっしりと佇む平安時代の武将の墓

高さは3mあるみたいだよ

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少し進むと

二十五菩薩

国道の西側の大きな岩盤に小さな仏像がいくつも彫られています。 これが「二十五菩薩」と呼ばれている石仏郡で、国道1号をはさんで 西側に23体、東側に3体の仏像が彫られています。中心となる像は 西側の地蔵菩薩立像で、脇にはさまれた銘文から永仁元年(1293年) に彫られたことがわかります。

二十五菩薩 見事な造形美にほれぼれ

神秘的な菩薩群

昭和49年(1974)6月8日指定最も大きな立像で高さおよそ1m小さいものは20㎝あまり。

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地下道から東側へ

二十五菩薩

二十五菩薩

二十五菩薩

東側の仏像は国道一号線沿いで見つけることができます。何度も通ってるのに見逃してる方、いっぱいいるのでは?

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さらに緑に覆われた遊歩道を進みます

曽我兄弟虎御前の墓

国道一号沿いに、高さ約2.5mの石造の五輪塔が3基 並んでいます。向かって左の2基は「曽我兄弟の墓」、 右側の1基は「虎御前の墓」と呼ばれ、仇討ち話の 「曽我物語」に由来する俗称です。

国重要文化財 永仁三年(1295=虎御前の墓)

鎌倉時代後期を代表する名作

check 日本三大仇討ちの一つ、曽我兄弟の仇討ちは鎌倉時代
の出来事で「曽我物語」として語りつがれてきました。
弟の五郎は父の死後、箱根権現(箱根神社)に預けら
れていましたが、成長すると兄の十郎と共に父の仇討ち
を果たします。しかし、兄は討ち死に、弟も捕えられ
処刑されます。 現在、箱根神社の境内には曽我神社が
あり、命日の5月 28日には祭祀が行われます。
【箱根神社HP 曽我神社】
http://hakonejinja.or.jp/02-contents/02-
main/02-keidai-annai/03-contents/02-kei
nai-jinja/01-soga/01-soga-jinja.html

どうやって積み重ねたんだろう?

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バス停曽我兄弟の墓

GOAL

「箱根石仏群・石塔群の歴史」西暦  早見表

[引用:箱根町 石仏群歴史年表]

「箱根石仏群・石塔群の歴史」西暦  早見表

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参考文献
・箱根の歴史回廊を歩く
芦之湯・芦ノ湖歴史散歩シリーズチラシ
・ワンコインシリーズ①
芦ノ湖一周コース 大涌谷コース
・ワンコインシリーズ②
芦之湯コース 元箱根コース
・箱根Q&A125
・箱根町役場ホームページ
http://www.town.hakone.kanagawa.jp/index.cfm/8,677,34,150,html

「箱根石仏群」問い合せ先

「箱根石仏群」問い合せ先
箱根町 箱根石仏群について
http://www.town.hakone.kanagawa.jp/index.cfm/8.0.34.150.html

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