ポーラ美術館は、開館以来初となるフィンセント・ファン・ゴッホをテーマとした展覧会「ゴッホ・インパクトー生成する情熱」展を開催、おかげさまで大好評をいただいております。
11月 22日(土)は『ゴッホ・インパクト デー』と銘打ち森村泰昌氏による講演会やフィオナ・タン氏の映像作品《アセント》の特別上映会を開催いたします。
11月22日(土)は『ゴッホ・インパクト デー』~講演会やイベントを開催、開館時間は20:00まで延長~
■森村泰昌氏 講演会「ゴッホになって、わかったこと」
森村泰昌《肖像(ゴッホ)》[ベルギー版] 1985/1989年、ポーラ美術館 copyright the artist
歴史上の人物や芸術作品に扮装したセルフ・ポートレートで知られる森村泰昌氏。
1985年に初めて扮装したのが、耳に包帯を巻いているゴッホの自画像でした。
それから30年ほどの時を経て、再びゴッホの存在に立ち戻り、2016年に《自画像の美術史(ゴッホの部屋を訪れる)》を発表。
日本におけるゴッホの受容史を考察するうえで、欠くことのできない芸術家です。
当日は森村泰昌氏を箱根にお迎えして、ご講演いただきます。
日時:2025年 11月 22日 [ 土 ] 14:00~15:00
定員:90名(事前申込制)https://pmoa-lecture251122.peatix.com
場所:講堂(B1F)
■《アセント》上映会&アフタートーク
ポーラ美術館での展示風景より Photo Ken Kato フィオナ・タン《アセント》2016年、ベルナール・ビュフェ美術館
《アセント》は、一般から寄せられた富士山を被写体とした約4,000枚に及ぶ写真を軸に、江戸時代から現代にいたるまでの富士山にまつわるイメージで構成される77分間の映像作品です。
当日は会場の設えを変えて、一夜限りの上映会を開催いたします。
アフタートークでは《アセント》の制作に携わったワコウ・ワークス・オブ・アートの大坂直史氏をお迎えし担当学芸員を聞き手にお話を伺います。[聞き手:工藤弘二(ポーラ美術館学芸員)]
日時:11月月22日(土)17:00~~18:20(上映)、18:30~~19:00(アフタートーク)
定員:50名(事前申込制) https://pmoa-film251122.peatix.com
会場:展示室3(B2F)
※上映会は簡易な椅子でのご鑑賞となります。
※上映開始後のご入場はお控えください。
※当日はイベント準備のため15:30~の通常上映回を休止させていただきます。
■開催中の企画展
「ゴッホ・インパクト─生成する情熱」
「ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー」
会期:5月 31日(土)~ 11月 30日(日)会期中無休
ポーラ美術館ってどんなところ?
2002 年に「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに神奈川県箱根町に開館。 印象派から20世紀にかけての西洋絵画を中心としたコレクションを核とする展覧会を開催する一方で、 現代美術の第一線で活躍する作家たちの作品も展示し、 同時代の表現へと展望を拡げている。 富士箱根伊豆国立公園という立地を生かした森の遊歩道では四季折々の豊かな自然を楽しめる。
レストラン アレイ大きな窓から望む箱根の山々が印象的なレストラン。晴れた日にはテラス席も人気。ゆったりとした雰囲気のなかで、本格的な欧風料理を。
カフェ チューンまるで森の中にいるような気分になるカフェ。四季折々の自然の景色が楽しめる。スイーツはもちろん、気軽な軽食も。
森の遊歩道ブナ・ヒメシャラが群生する富士箱根伊豆国立公園内の自然をお楽しみ頂ける全長670mの遊歩道です。
ポーラ美術館公式ホームページ
http://www.polamuseum.or.jp/
ポーラ美術館近隣の宿泊施設
箱根仙石原地区の旅館ホテル
