企画展リスト

●－意識のながれ－岩田壮平日本画展
日展会員の岩田壮平は、様々な方面から高い評価を受けており、現代日本画壇の精鋭として活躍しています。本展では、東山魁夷記念日経日本画大賞展大賞受賞作の〈雪月花時最憶君～花泥棒〉（2014）をはじめ、花の大作を中心に展示します。伝統技法の「たらし込み」を使用した独自の花鳥画は、日本画ならではのシンボリックな美の表現のよろこびと、溢れるような強い生命力が感じられます。当館での初めての展覧会です。

●堀　文子の花－野の花にひかれて－
野に咲く花を愛し、花木とともに生きた堀文子にとって、花は親しい仲間のような存在であり、たどってきた道の道標でした。アトリエを構えたイタリア・トスカーナの花畑や、ヒマラヤの険しい山の上に咲くブルーポピーなど堀が生涯にわたって記憶にとどめ、想い、描いてきた数々の花の作品を展示します。

●祝・只見線全線運転再開記念
齋　正機－只見線とそれぞれの鉄道物語－
奥会津の美しい風景の中を走る只見線は、2011年の新潟・福島豪雨の甚大な被害により長い間一部不通となっていましたが、2022年秋に11年ぶりに全線再開されました。本展では、只見線をはじめ奥羽本線など主に東北のローカル鉄道を描いた作品を画家の文章とともに展示します。また、画家が2016年秋から2018年初夏にかけて只見線沿線を現地取材したスケッチ群をあわせて紹介します。

 

【開催期間】
2023年3月16日（木）～7月19日（水）

成川美術館　http://www.narukawamuseum.co.jp/



 

【展望ラウンジ】
総長50ｍにも及ぶ一面ガラス張りの窓からは、箱根・芦ノ湖の大パノラマを見渡すことができます。