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【宿レポ】第14回「箱根高原ホテル」|箱根のお宿に泊まってみました!

箱根のお宿に泊まってみました!
今回のお宿は「箱根高原ホテル」です。
宿泊モニターは、Instagramのフォロワー「satochin0212」さまです♪

「箱根のお宿に泊まってみました!」
この企画は、応募で決まった宿泊モニター様に、箱ぴた加盟のお宿に実際にご宿泊いただき、その感想をいただいております!
今後も様々なお宿で実施してまいりますのでおたのしみに♪
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satochin0212

 

 

昭和レトロな雰囲気の「箱根高原ホテル」に宿泊して、“温泉の女神の見事な調和”といわれているバランスの良い2種類の自家源泉と、季節が感じられる華やかな食事で癒されてきました。
箱根高原ホテル外観

芦ノ湖畔駅から徒歩圏の「箱根高原ホテル」

標高750メートルの高台にある周囲を森で囲まれた「箱根高原ホテル」。宿泊したのが冬だったので、木々は少し寒々しい感じでしたが、新緑、紅葉、雪景色と四季折々の景色が楽しめそうなホテルです。

私達は車で出かけましたが、箱根海賊船や箱根ロープウエイの桃源台駅からは歩いて13分ほど。ホテルに電話すると無料で送迎もしてもらえます。小田原駅か箱根湯本駅から箱根登山バスに乗車し、白百合台バス停で下車すると目の前が箱根高原ホテルへの入口です。

昭和37年開業で62年の歴史を持つホテルなのに、あまり名前を聞かなかったのは修学旅行や研修旅行、クラブ合宿など、学生団体向けのホテルだったからのようです(箱根駅伝の合宿にも利用されていたとか)。
箱根高原ホテルラウンジ&お土産ショップ

中に入ると昭和の雰囲気がそのまま残っていて、なんとも懐かしい気持ちになります。従業員の制服も昭和な感じで逆に新しい!昭和レトロブームの今、若い人に絶対ウケそう!写真撮らせてもらえばよかった。

 

広いお部屋は女子会や三世代旅行にもオススメ

純和風のお部屋

お部屋はすべて純和風。入って広さにビックリ!なんと14畳のお部屋でした。今回は2人で利用しましたが、女子会やママ友との親子旅行、祖父母も誘って三世代の旅行などにも利用できそうです。

トレイはウォシュレットつき。洗面所の蛇口から出るお水は箱根の名水ですから、お湯を沸かしてお茶とお着き菓子でしばし休憩。運転疲れを癒しました。

お布団は敷いてもらえます
夕食から帰ってきたらお布団が敷いてありました。最近は自分で敷くところ、もしくは既に敷いてあるところが多いので、久しぶりに触れる日本のおもてなしが嬉しい。(お布団は自分たちで敷くことを選ぶこともできます)
プロが敷くとシーツがピンと張ってて、寝る時気持ちいいんですよね。

 

浴衣
前がはだけるので苦手な浴衣。こちらのホテルの浴衣は横幅に余裕があって動きやすかったです。普段は浴衣を着ないのですが、ここでは浴衣で過ごすことができました。

 

目にもご馳走!華やかで箱根の春を味わう食事

 

夕ご飯

食事は大広間でいただきます。テーブルいっぱいに並ぶお料理に感動。蟹や和牛までありました。食前酒は石井醸造産曽我の梅酒。関東三大梅林のひとつ、小田原曽我梅林の梅で作った梅酒でとってもフルーティ。

生ビール

次は生ビールで乾杯!アサヒのスーパードライとキリンの一番搾りから選べます。

夕ご飯の一部

先付は春山寄せ。豆を使った寄せ豆腐でしょうか。緑の豆腐の上に赤いイクラがトッピングされてて、緑が芽吹いた春の山に花が咲いたかのようです。

煮物はべっこうあんをかけたふき味噌男爵万頭。中のほろ苦いふき味噌が春を感じさせてくれます。

御造りは、帆立、そして春が旬の白魚。淡白な味の中に甘みとかすかなほろ苦さのある白魚はビールにも合いますが、日本酒が欲しくなっちゃう味。

メバルのソテー

焼物は春告げ魚の呼び名のあるメバルのソテー。添えられている見事な大黒占地との食感のハーモニーがたまりません。

合肴はズワイガニ。見た瞬間テンションあがります!身ばなれも良くて食べやすい。殻からモフッと出てきた身をパクリ!口の中に広がるジューシーな甘さ。日本の蟹って海外の蟹にはない繊細な旨味がありますよね。口福口福。

和牛のしゃぶしゃぶ

さらに鍋として和牛のしゃぶしゃぶまであるのですから、盆と正月がいっぺんに来たような豪華な夕ご飯です。
ごまだれにポン酢、交互に食べると無限に食べられそう。

日本酒箱根街道

耐えられず日本酒を追加!石井醸造箱根街道です。ラベルは箱根高原ホテルのオリジナル。やわらかな口当たりの辛口のお酒。かすかな酸味がサッパリとした後味として残り、どんな料理との相性もバッチリです。350mlという量も、夫婦で飲むにはちょうど良いサイズでした。

あさりと午房の炊き込みご飯赤出汁山独活のたまり漬けと、〆の食事まで春を意識したものでした。

デザート

デザートはキャラメルムースロールケーキみたらし団子と3種類もあって大満足!みたらし団子という甘じょっぱい味があるというのが泣かせますね。口の中が甘々にならない。
おいしい食事とお酒で会話も弾み、楽しい時間を過ごしました。

大広間

朝ご飯も大広間の同じテーブルでいただきました。

朝ごはん

メインは目の前の鉄板で焼く魚。味醂干しや鯖など、熱々の状態でご飯と一緒にいただくのですが、困ったことがひとつ。おかずが多すぎてご飯が無限にすすんでしまいそう!筑前煮にサラダ、きんぴら午房、切り昆布の煮物、温泉玉子、納豆、味付け海苔…。これぞTHE旅館の朝食というメニューが勢ぞろいの満腹満足でご満悦な朝ご飯でした。
※宿泊者の人数により朝ご飯はバイキング形式になることもあるそうです。

 

2種類の自家源泉が楽しめる温泉

大浴場入口

箱根高原ホテルでは2種類の自家源泉を、それぞれ内風呂と露天風呂にひいています。どちらもカルシウム、ナトリウム、マグネシウムのバランスよく、陽イオン、陰イオンの主要3成分が過不足なく入っているため“温泉の女神の見事な調合”と呼ばれるほど。泉質の違う2種類の温泉を入り比べるという贅沢な楽しみ方ができちゃいます。

女性用 金時湯の内風呂

内風呂は“温もりの湯”と呼ばれるカルシウム・ナトリウム・マグネシウムー硫酸塩・炭酸水素塩泉。少しキシキシとした肌ざわり。無色透明で無臭ですが、舐めるとほんの少し苦味が感じられました。

男性用 大浴場乙女湯の露天風呂「月」

露天風呂は“美人の湯”と呼ばれる弱アルカリ性の単純温泉。無色透明で無味ですが、わずかにゆで卵のような匂いがします。肌触りはこちらの方がやさしく、スーッと表面をすべるかのよう。

女性用 大浴場金時湯の露天風呂「星」

こちらの写真は女性用大浴場金時湯の露天風呂「星」。男性用の大浴場が乙女湯で女性用の露天風呂が金時湯。ネーミングが逆のようでユニークですよね。

温泉に入れるのは朝5時半から朝9時までと、12時から24時。写真は朝9時過ぎ、大浴場の営業時間が終わった清掃時間中の時に撮らせてもらい、お話もいろいろお伺いすることができました。

温泉のお湯は毎晩入れ替えているそうです。なるほど!実は朝起きてすぐに温泉に入った時、内風呂は少し濁ったお湯だったんです。朝一は新鮮な温泉なんですね。日帰り入浴でもできるけれど、これは宿泊者ならではの特権です!

明星湯の露天風呂

他にも「明星湯」と「足柄湯」、2つの貸切風呂(有料)があります。「明星湯」は内風呂と露天風呂があるバリアフリー対応のお風呂。車椅子の人も利用できるので、自分が年をとったら連れてきてもらいたい!貸切風呂とは思えない趣のある露天風呂でした。

温泉の素

売店には2つの温泉の成分表を元に作られた温泉の素が販売されていて、家族へのお土産にオススメです。私も買って帰りました。家に帰ってからこの旅を思い出しながらお風呂に入る予定です。

観光に便利なホテル

芦ノ湖の桃源台駅に近いので観光もとっても便利なホテルでした。桃源台駅から箱根ロープウェイに乗れば大涌谷に寄ってから強羅まで戻れるし、桃源台港から箱根海賊船に乗船して富士山がきれいな元箱根や箱根町にも行けます。実は芦ノ湖を周遊する路線バスはないので、公共交通機関だけで観光しようとすると、乗換えが必要になってややこしいんです。でも、箱根海賊船なら元箱根まで30分前後で行けるので、箱根神社や関所跡観光にもとても便利です。

桜や紅葉シーズンで道が渋滞するときも箱根ロープウェイや遊覧船なら移動がスムーズ。車で来るときも箱根新道を利用して湯本の渋滞を回避できるし、桃源台は御殿場方面からアクセス可能。

箱根が大好きで年に数回来る私から見ても、箱根観光にとっても便利なホテルだと思いました。

 

箱根 甘酒茶屋

甘酒茶屋のふわっ ふわっ 餅
今回はホテルから車で20分、江戸時代から続いている甘酒茶屋で、箱根スイーツコレクション2024に参加中の「ふわっ ふわっ 餅」を食べて帰りました。
箱根 甘酒茶屋https://www.amasake-chaya.jp/



satochin0212さま
ありがとうございました!

 

 

「箱根高原ホテル」の詳細はこちら

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高原✿今回のお宿

箱根高原ホテル

https://hakonekogenhotel.jp/
箱根登山バス 「白百合台」下車徒歩約5分

 

 

住所 :〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根(湖尻)164
電話 :0460-84-8595

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