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岡田美術館 北斎の肉筆画 ―版画・春画の名作とともに―


パンフ2020年は、世界的に有名な江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849)の生誕260年にあたります。北斎と聞いてまず思い浮かぶのは、風景版画「冨嶽三十六景」シリーズや、ヨーロッパの芸術家たちにも影響を与えた絵手本『北斎漫画』などの印刷物でしょう。一方で、約70年にわたる画業を通じて意欲的に取り組んだ肉筆画(一点ものの絵)における優れた業績は、あまり知られていないように感じられます。
当館には、北斎屈指の名品である「夏の朝」や「堀河夜討図」を中心に、40歳代から最晩年に至る10点の肉筆画が収蔵されています。本展では、それらを初めて一挙公開するとともに、版画、版本(版木に彫って印刷した書物)の代表作である「冨嶽三十六景」と『北斎漫画』、北斎に影響を受けたフランスのガラス作家エミール・ガレの作品なども展示し、様々な角度から奇才・北斎に迫ります。
あわせて、他の浮世絵師による肉筆美人画の名品も特別公開。肉筆浮世絵の世界をぜひご堪能ください。

会期
2020年4月5日(日)~2020年9月27日(日)

岡田美術館公式ホームページ
http://www.okada-museum.com/





 

 

 

岡田美術館ってどんなところ?

岡田美術館は2013年10月に開館。全5階、展示面積5,000㎡という屋内展示面積としては箱根随一を誇る広大な館内に、日本・東洋の陶磁器や絵画など美術品を常時約450点展示しています。
大壁画琳派の祖ともいえる俵屋宗達の「風神雷神図屏風」をもとに、日本画家福井江太郎が現代に蘇えらせました。構想も含め5年の歳月を掛けて制作した大壁画「風・刻」が、皆さまをお迎えします。
 


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