箱根温泉 箱ぴた おかみの会ブログ モダン金継ぎ~グルー継ぎ®~

モダン金継ぎ~グルー継ぎ®~

おかみの会 事務局の田中です。

2026年度おかみの会の講習会は、「モダン金継ぎ~グルー継ぎ®~体験」を小田原別邸料理清閑亭でおこないました。
今回の金継ぎ、以前から会員の皆様からリクエストをいただいていました。
実際の金を使う金継ぎは料金が高かったり、たくさん時間がかかってしまったり、漆を使うこともありなかなか手軽にできるものではありませんでした。
今回私たちのおこなったグルー継ぎ®は、簡単に体験できたのでご紹介いたします。

モダン金継ぎ~グルー継ぎ®~

「グルー継ぎ®」は、漆ではなく「wGlue®」と呼ばれる安心な素材を用いた新しいハンドメイド技術です。
wGlue®自体は、粘土ですがしっかり3分間混ぜ合わせることにより、接着力のある粘土になり硬化することで直接口や食品をつけても安心な素材となります。
地球にも身体にも安心な材料で、簡単に普段使いの食器などをなおすことができます。
なおした食器は耐水性・耐熱性に優れ、食洗機でも使用できます。
われた食器を捨てるのではなく、修復して長く愛用する。
ハンドメイドのグルー継ぎ®は、SDGsの達成にも貢献しています。


いざ、実践!

今回は、時間の都合で、われた食器ではなくチップ(欠けた)食器での体験となりました。
みなさん宿泊施設なので、日々の業務のなかで欠けた食器はたくさんでてしまうそうです。
安全面でも、見た目のうえでも、欠けた食器はお客様のまえには、お出しすることはできません。
そんな食器たちを、また活躍できるように変身させます♪
メインの材料は、wGlue®のみです。
手順はとっても簡単でした。
①ひたすら3分間無心になってwGlue®を混ぜ合わせます。
②粘着力バツグンになったwGlue®を今度は、欠けた食器に乗せていきます。
③うまくwGlue®を整えていきます。強く押せば凹みますし、優しくさわれば表面はなめらかになります。(やめどきがわからないのがこの工程でした・・・💦)
④ウェットティッシュでwGlue®をのせた部分を整えたら完成です♪あとは、硬化を待つだけです。

小田原別邸料理 清閑亭

硬化を待っているあいだに会場となった小田原別邸料理清閑亭でお食事タイムです。
総会ぶりに集合したみなさんは、お料理を囲んで近況報告です。
今回の話題は、芦ノ湖エリアに新規オープンする「SUN SAN D」の姉妹店「SUN SAN D PICNIC」でした。
なんとこちら、箱根初のセイボリークレープのお店です。
ほかには、テレビ撮影のお話をしたり、目の前に広がるお寿司の食材の話で盛り上がっていました。

お食事終了後は、清閑亭内を案内していただきました。
こちらの建物は、政治家・黒田長成侯爵の旧別邸として明治39年頃に造営された数寄屋風書院造りです。
天才軍師と呼ばれた「黒田官兵衛」の流れを汲む黒田家の十三代目当主が、黒田長成侯爵です。
平成17年、建物が国登録有形文化財に登録され、翌年、敷地が国の史跡に指定されています。
高台に位置するこの建物は、小田原の町や相模灘を一望できます。(私たちは曇天でしたが、素晴らしい景色でした😊)

完成

館内の見学をしている間にあっという間に完成です。

今回は、会員の皆さまからずっとリクエストのあった体験がやっと開催することができました。
多くのおかみさんから、趣味にしたい!まだまだ宿にたくさんあるから全部直したい!とのお声が聞こえてきました。
実際に私も体験してみて、とっても簡単だな・・・という印象を受けました。
実際に私もグルー継ぎ®をしたカップを使っていますが、問題なく使えています。

これまでおかみの会では、SDGsの取り組みや活動に色々参加をしてきました。
まだまだ使える大切な食器を捨てずに、ハンドメイドで手を加えて長く愛用する。
SDGsの取り組みを私たちの暮らしの中に取り入れ、一人ひとりができることを積み重ねていくことが、持続可能な未来につながる大切な一歩だと考えています。
おかみの会は、身近なSDGsの取り組みを楽しみ、実践してまいります。

「グルー継ぎ®」・「wGlue®」は、一般社団法人日本グルーデコ協会に占有で使用を許可された登録商標です。

小田原別邸料理 清閑亭
住所:神奈川県小田原市南町1丁目5-73
TEL:050-1809-2213
定休日:不定休
URL:https://www.seikantei.jp/

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