2024年は、東海道五十三次の最後の宿場・庄野宿の完成から400年、また箱根駅伝第100回という節目の年にあたります。これを記念し、東海道第十の宿場であり、最大の難所として知られた箱根に位置する岡田美術館で、歌川広重「東海道五十三次」(保永堂版)を中心とした展覧会を行います。
「東海道五十三次」で旅気分 ―富士に琳派に若冲も―
2024年6月9日(日)~2024年12月8日(日)
特集展示 源氏物語の世界
平安時代中期(11世紀)に紫式部が著した『源氏物語』は成立当初から好評を博し、「源氏物語絵巻」(12世紀)をはじめ、さまざまな形で絵画化されました。とりわけ江戸時代には、分かりやすい注釈を加えた書物やパロディ本が出版され、公家や武家だけでなく庶民にまで浸透したことから、美術においても多彩な作品が生まれています。本特集では、『源氏物語』にゆかりのある絵画・工芸作品10数件により、「源氏物語の世界」をお楽しみいただきます。
岡田美術館公式ホームページ
http://www.okada-museum.com/
岡田美術館ってどんなところ?
岡田美術館は2013年10月に開館。全5階、展示面積5,000㎡という屋内展示面積としては箱根随一を誇る広大な館内に、日本・東洋の陶磁器や絵画など美術品を常時約450点展示しています。
琳派の祖ともいえる俵屋宗達の「風神雷神図屏風」をもとに、日本画家福井江太郎が現代に蘇えらせました。構想も含め5年の歳月を掛けて制作した大壁画「風・刻」が、皆さまをお迎えします。
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