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国際ソロプチミスト小田原クラブ

おかみの会 事務局の田中です。
今回のブログでは、桐谷女将が活動をしている「国際ソロプチミスト小田原クラブ」の活動を紹介します♪

公益財団法人 ソロプチミスト日本財団

ソロプチミスト日本財団は、昭和54年3月24日厚生省(現厚生労働省)を主務官庁とする民法上の公益法人である財団法人として誕生しました。そして、平成の公益法人改革において、内閣総理大臣より公益認定を得て平成24年3月1日に内閣府を行政庁とする公益財団法人へ移行しました。
ソロプチミスト精神に則り、さまざまな奉仕活動に対する援助や協力を行うことにより、より豊かな生活を実現し、国際相互理解の促進に寄与することを目的に、支援事業、奨励事業、顕彰事業ならびに援助事業を実施しております。各賞と援助金の贈呈は、毎年日本各地で開催する年次贈呈式において執り行っています。

国際ソロプチミスト小田原クラブ

鈴木まがね様が会長を務める国際ソロプチミスト小田原クラブは、国際ソロプチミストアメリカ日本東リジョンに所属をしています。女性や女児の生活・地位を向上させるための活動やさまざまな奉仕活動を積極的におこなっています。

からたちハウス

桐谷女将は、国際ソロプチミスト小田原クラブ内の日本財団委員会の委員長を務めています。
こちらの委員会では、会員から顕彰事業・援助事業をおこなう候補者を推薦し、審査を経て、活動支援金30万円が贈られます。また、各リジョンの選考を受けソロプチミスト日本財団へ推薦もおこなっています。
令和6年度ソロプチミスト日本財団活動資金援助にソロプチミスト小田原クラブが推薦した【からたちハウス】をご紹介します。

小田原市と大変ゆかりの深い北原白秋の代表作「からたちの花」、板橋から城山にかかる「からたちの花の小径」、そして、ここから立ち上がれという意味をこめて名付けられたのが、【からたちハウス】です。

2018年小田原市板橋地区に、働く親の支援や地域の子供たちの居場所作りとして開設されました。
家庭や学校以外の第三の居場所として、地域で教鞭をとっていた先生方が集まって始まりました。
子どもの居場所づくり事業の一端を担っており、子どもたちへ食事の提供をおこなっています。単なる子ども食堂ではなく、自分たちがたべる食事を食材から調理をしたり、お菓子作りや伝統的なおもちゃ作り等の体験を行っています。保護者や地域の高齢者との交流の中で、一緒に遊び学び合い、互いに尊重しあって自己肯定感を高めることで、1人で生きる力、そして社会の中で生きていく力を身につけていきます。
相談業務の経験を持つ教員が、子どもや保護者からの相談に応じることもあります。また、学校等公的機構と連携をし、ひとり親、乳幼児を抱えたDV被害者、ひきこもりの人、ヤングケアラー棟等をアウトリーチするなどの支援策を検討したうえで、伴走的継続的な支援を行っています。

からたちハウスには、子どもだけではなく高齢者のかたも利用されています。核家族が増え、人と人の繋がりが希薄になってしまっている現代に、どの世代にも寄り添える居場所があるのは大きな支えになると思います。共働きが増え、子どもだけで「いただきます」「ごちそうさまでした」という家庭が多くあるなか、大勢で食事を囲み食べるご飯は心を成長させるための栄養にもなるのではないでしょうか。

国際ソロプチミスト小田原クラブは、地域に根差し、未来を担う子どもたちや、さまざまな立場の方を応援する活動を継続されています。私たちおかみの会も、「箱根」という地域に根差し、会員力を合わせ観光にいらっしゃる皆様が安心できる空間、温かみのある居場所作りをおこなっていきたいです。

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