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ちょこっと、お雛さまのお話

こんにちは。事務局の森下です。
3月3日は雛祭り。日本の歴史ある素敵な風習のひとつです。

 

♪うれしいひなまつり♪

あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひなまつり


 

 

さて、桐谷の女将に雛祭りのルーツ?を教えていただきましたので、ちょこっとご紹介したいと思います。

 

雛祭りのルーツ??

元々は、川などに人間の身代わりである「形代(かたしろ)」を流して穢れを払う風習からきているとのこと。
(ほう。知らなかったです。)

後に様々な人形や雛道具を飾り、女の子の成長と幸せを願うお祭りとなり、この豪華な雛道具は婚礼道具の一つに。
(なるほど。ここから3月3日を過ぎても飾っていると婚期を逃すという事に繋がるのですね)

並び方も、昔は向かって右側が男びな左が女びな。
それが変化したのが、昭和天皇の即位式とのこと!西洋式を取り入れた即位式と同様に、ひな人形の飾り方も向かって左側に男びな、右側に女びなとなり、現在まで普及しているのだそう。
(これは何となく聞いた事がありました。江戸と京でも違ったような話もありましたね。)

 


箱を出て、この世の光に現れるお雛さま。
澄んだ瞳、淡き眉の雛たちの面ざしは、代々家を守る母刀自(ははとじ)にも似ているようです。

雛飾る朝のきれいな空気かな

這子雛幼児這い這いするかたち

ぼんぼりに雛の面ざし匂ふなり

桐谷綾子

 

 

 

 

現在、箱根のお隣 小田原では、おだわら雛の道中というイベントが開催されております。

第19回 おだわら雛の道中

市内25の施設やお店でお雛さまをご覧いただけるイベントです。

※残念ながらホームページなどがないようなので詳細が不明です。ぶらぶらしていて出会えたらラッキーですね♪

 

 

イベント開催日
令和5年2月11日(土)~3月5日(日)

イベント概要
小田原では昭和30年頃まで「おくばりごと」という習わしがありました。女の子たちが小さな台所道具を詰めた箱を携え、家々を訪ねまわり、ままごと遊びに興じながら雛を愛でるというもの。雛めぐりが小田原らしい雛まつり♪

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