箱根温泉 箱ぴた おかみの会ブログ ✏税の勉強会&消防本部との意見交換会✏

✏税の勉強会&消防本部との意見交換会✏

おかみの会 事務局の田中です。

9月17日に講習会を実施しましたので、報告をいたします♪

今年度の講習会は、なんと2本立てです!!

税の勉強会

当組合の事務局長 川口を講師に迎え、税について勉強会を開催しました。
元箱根町税務課税政係長ということで、税についてはエキスパートです。

税金には、国が徴収する国税と都道府県や市町村が徴収する地方税があります。
さらに、納税の仕方によって、直接税・間接税と細かく分かれています。
今回私たちが勉強したのは、地方税の間接税に分類される【入湯税】です。
なんとなく馴染みのある入湯税・・・どんな時に課税されて、どのように使われるのか、そんなことを今回勉強しました。
ちなみに箱根町では、鉱泉浴場における入湯客(宿泊150円、日帰り50円)に課税され、観光の振興や環境衛生施設・消防施設等の整備に使われています。平成30年度から令和3年度は、全国で一位の収入を得ています。
箱根町は国から普通交付税が交付されない不交付団体のため、入湯税を大きな収入の一つとなっています。

 

 

 

 

箱根町消防本部との意見交換会

箱根町消防から、署長の星野様と渡邊様のお二人がいらっしゃいました。
急病の方がいるときは、救急車を呼びましょう!!でも・・・どうやって呼ぶのかな?何か聞かれることはあるのかな?そんな疑問を解決してくれる意見交換会でした。
箱根町では【Live119】というシステムを取り入れています。通報者のスマートフォンと消防が映像を共有し、患者さんの状態を確認しよりスムーズな救急活動を行うことができます。
早速みんなで実践です。

 

 

 

 

海外のお客様も救急車を利用する場合もあります。外国の救急車と日本の救急車は少し仕様が違うそうです。外国の救急車は、車内でお薬の処方もしてくれます(日本はお薬の処方はできません)。
その違いを伝えてから、搬送に移るそうです。

今年度の講習会は、2本仕立てで駆け足の講習会となりました。
私たち観光業に携わるうえで、どちらのお話も大変興味深いものでした。
今回の意見交換会を実施するまでは、Live119というものがあることも知りませんでした。音声のみの救命活動は、実施する側はとても不安になります。映像と音声が揃うだけでより分かりやすくなり、救命活動へのハードルが少し下がるのではないかと思いました。
入湯客数1位を誇る箱根ですが、その結果に驕らずより一層お客様に喜んでいただけるような箱根町にしていきたいと強く思った1日でした。

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