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2030SDGsカードゲーム(SDGs講習会)

おかみの会事務局の田中です。
SDGs講習会を開催いたしましたので、その様子をお伝えいたします。

まずは、SDGsってご存知でしょうか。
SDGsとは、持続可能な開発目標です。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標であり、17のゴール・169のターゲットから構成されています。
なんだか難しいなぁと思われてしまう方もいらっしゃると思います。
そこで今回の研修は、「2030SDGsカードゲーム」を用いて基礎や目標達成までの道のりを楽しく体験しながら学ぶというものです。
講師の方は、2030SDGs公認ファシリテータ資格を所有している ホテル仙景若女将 津田かおり様です。
津田様は、2030SDGsゲームを通してSDGsへの理解を深めるため社内ほか、観光協会・他企業・学校での啓蒙活動に積極的に励んでおられます。会社としても、SDGsの普及推進活動に取り組む企業として神奈川県の「かながわSDGsパートナー」に登録をしています。

 

まず初めに、自分のゴールを選びます。(ちなみに私は大いなる富でお金集めでした)

世界状況メーター(経済・環境・社会)を確認しながら、手元に持っているプロジェクトカードを選び、必要なもの(お金や時間カード)をもって事務局へ行きます。
並んでいる間に世界状況はどんどん変わっていきます。
多くの報酬が得られるプロジェクトもあれば、多くの時間とお金を支払っても得られるものが新たなプロジェクトしかないものもあります。
奉仕の精神で何も得られないものもあるんですよ!
プロジェクトを進めつつも各自設定されているゴールも達成しなくていはいけません。
限られた時間のなかで、やることがたくさんあります。


 

 

 

 

 

 

 

 



最初は自分の目標達成ばかりに執着してしまいがちですが、自分が達成できると周りにも目が向くようになります。
自分の持っているプロジェクトカードや時間・お金・意志カードは、自チーム以外にもほかのチームとも交換可能です。(無料か有料での交換かは交渉次第☺)
「世界状況メーターをあげてみようかな、だれか目標達成するために必要なものはあるかな」と自然と協力する体制ができあがってきます。
前半は、経済ばかりが発展し社会は危機的状況でしたが、後半はみんなで協力し環境や社会もメーターが増え少しバランスがとれるようになりました。

今回の講習を通して、時間が刻一刻と過ぎていく中で同じように私たちの過ごす世界もどんどん変化をしていくことがわかりました。人類に良いことをすれば、環境が破壊されたりすることもあります。環境を守るための活動は、環境保持へとつながります。
仮想世界を通して、私たちの行う行動の一つ一つが、よりよい世界をつくることへ繋がっていくということがわかりました。
なにより座って勉強をするよりカードゲームを用いているので楽しく学べました。2時間なんてあっという間に過ぎちゃいます。
もし皆さまも機会があれば「2030SDGsカードゲーム」やってみてください。身構えず、分かりやすくSDGsを学ぶことができます。
貴重な時間が過ごせました🎶
素晴らしい体験をさせていただいた、講師 津田かおり様 ありがとうございました。

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