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箱根のオンライン百科事典「箱ペディア」

【景勝地の開拓と保護(大正時代)】

 大正期に入ると、観光客の来遊と共に、早くも盗み採りから草木を譲ることの必要性を感じた動きが見られる。 ...

【箱根保勝会の活動】

 大正三年(一九一四)、菊地郡長が発起人となり箱根保勝会が作られた。  会長は足利下郡長、各町村長は支部長となって、名所旧蹟の保護や鉱泉の保護を目的として発足した。官主導の会で、当時の行政の権力や予算 ...

【旧蹟に石碑を建立】

 底倉蔦屋の先々代沢田かず義(※かずは金偏に和 かずよし)は旧蹟を後世に伝えようと、大正時代、私財を投じて石碑を建てた。   吾嬬(あづま)はやの碑(碓氷峠)   坂田公時の碑(金時山下)   笛塚懐 ...

【バーニーの碑】

 日本を、そして箱根を愛し、元箱根に移り住んでいたイギリス人貿易商、シリル・モンタギュー・バーニーが、美しい日本の国土と優れた国民性を讃えて建てた石碑が元箱根の旧街道杉並木にある。  碑文は次のとおり ...

【芦ノ湖の水が早川に流れなくなる】

 芦ノ湖の水は古来早川に流れ相模湾に注いでいた。  寛文十年(一六七〇)湖尻峠の下にトンネルを作って芦ノ湖の水を静岡県側へ流し、かんがい用水としたが、この時、六月から九月までの四か月間、芦ノ湖から早川 ...